旧・あいぼりー日記

Jimbaのあれこれをゆるくつづった不定期日記帳。

【車両ストラクチャ制作講座】①テクスチャを撮影する

 せっかくブログとして構えたのだからなにかしら連載物でもしようと思いまして…3日坊主に終わらないことを願うばかり。

 ということで、今回から複数回に分けて車両ストラクチャの作り方を解説していきたいと思います。なお、ここであげる作例はあくまで一つの例に過ぎず、必ずしもこの方法でなければだめというわけではありません。

Step0. 車種選び

 実際の制作に移行する前に、まずはなんの車両を作るのかを決めなければなりません。目的(○○の路線に使用したい、思い入れがあるので作りたいetc...)や手持ち画像のストック(引退していなければ気持ち次第である程度何とかなりますが…)をもとに決めるとよいでしょう。今回は講座であることも考え、形状の比較的単純な京王7000系とします。側面の処理が2種類ありますが、今回はビード板処理のものとします。

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気づけば京王最古参となった7000系

Step1. テクスチャの撮影

 ここからが実際の制作作業となります。まずは、側面のテクスチャを作成します。制作手順は人それぞれだと思いますが、私は側面→前面→床下→小物の順で進める派です。順番に特に意味はありませんが、おそらく小物から始める人はいないでしょうね。

 テクスチャを撮影する際は、できるだけ曇りの日をおすすめします。影や過度な反射がなく、落ち着いたテクスチャになります。晴れた日に撮ると異様に濃く影が落ちたり、ギラギラした落ち着かないテクスチャになるのであまり好ましくありません。

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よくない例 よく晴れた日のため反射が強すぎてぎらついています

 撮影時の角度も重要で、必ず運転台の見え方を意識するようにします。基本的には斜め45~30°ほどで撮るとだいたいいい角度になります。一緒に床下も撮ってしまいたいので、対向式ホームから撮るのが良いでしょう。

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ホームの端から撮るときは黄色い線から出ないようにしましょう

 この時、側面と正面とを一緒に撮ってしまいます。1枚にまとめて撮るか、あるいは同じ日のうちにそれぞれ撮るようにします。別々の日に撮ったものを使うと、光線の具合などで合わせ作業がうまくいかない場合があるためです。私の公開している701系の場合、台車やパンタグラフも含めてほぼ全て同じ時に撮影しています。

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この時は奥の留置線にいたやつを望遠で撮りました

 正面画像は側面と異なり、必ずしも撮影時に角度を付ける必要はありません。いわゆる「面縦」のほうが加工は楽です。ただ、正面から側面への回り込みを表現するのが難しくなるので、私は上の画像のような斜めから撮ったものを加工しています。側面とのつなぎ目や貫通扉のような立体物の側面まで1枚に収まるのが利点です。

 

次回は撮影した画像を加工していきます。次はいつになるかな