旧・あいぼりー日記

Jimbaのあれこれをゆるくつづった不定期日記帳。

【車両ストラクチャ制作講座】③テクスチャを加工する-その2 モデリング-その1

 この機を逃すとずるずると更新しなくなりそうなので書けるうちに進めてしまいます。

 今回はまず、前面テクスチャを作成します。下の画像をもとに作っていきます。

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プライバシーの問題で一部隠しています

 これを遠近補正したら、外枠を左右対称にしていきます。完全な面縦画像を使わなかったのは、側面への回り込みまで一つのテクスチャにまとめるためです。7000系のようなまな板平面な顔ならばやらなくても大丈夫な工夫ですが、流線型の顔の場合、ここの回り込みがクオリティに大きな差を生みます。

 左右対称にしたら、左右での明るさを均一にしたり、側面との色合いを調整したり等の加工をして前面テクスチャは完成です。クーラーのテクスチャもささっと仕上げてしまい、いよいよモデリングに移ります。もちろんここからも色合いなどの調整を行うので、テクスチャの元ファイルはxcfやpsd形式で保存しておきましょう。

 ここからはメタセコイアで作業していきます。こちらもソフトの操作についての解説は行いませんが、これから先解説の中で出てくる機能名などの用語類はすべてメタセコイアに準じます。

 まずは車体の形を作り、テクスチャを貼り付けてしまいます。ディティールアップはそれからになります。手順としては①横幅と台車高さを合わせた直方体を作る②それに面縦画像の下絵を合わせる③下絵に合わせて左右対称にした直方体の断面を調整する

 下絵ですが、写真テクに自身のない方はGoogleで検索して出てきたものを使うのが良いでしょう。ただし公開時などにmqoを付属させる場合、必ず削除する必要があります。

 これで車体の断面が完成します。そこから簡単に前面のモデリングをすると下のようになります。

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画像は検索結果から適当にお借りしました

 これでテクスチャさえ貼れば車体そのものは八割方完成です。次回からはその他の床下を始めとした部品類を作成していきます。